白峰家の双子

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  「そんな所で隠れてないでアンタもなんとか言いなさいよっ!アンタのせいでアタシ、暴力女扱いなのよ!?」 いや、暴力女じゃん。 それについては別に間違ってる所は見当たらないんだが。 そんなことより今は花織。 彼女はある癖を持っている。 それは公共、法律的には大層宜しくない癖なんだが、一人の男としては歓迎される癖だ。 「えっ……でも……」 「良いから来なさいよっ!」 「きゃっ」 紗織がドアを引っ張ると、そこには制服であるスカートのみを着衣した花織がいた。 そう、スカートのみ。 身体を隠すモノは自身の腰まである長くストレートな金髪のみであり、今は見たい部分がそれで隠れてしまっている。 ちなみに姉は残念だが妹は姉より数センチほど身長が高く、体つき(主に胸)も優れてる訳では無いのだが、それでも姉よりはある。
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