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ですよねぇー。
と思いながら
その子の方を
向くと…
男の…子
ぱっと見だと女の子かと思うくらい
“綺麗”
そう思っていると
「何、見とれてんの?」
あ。
恥ずかしい…
『見とれてなんかない!!』
嘘です。
めちゃくちゃ見とれてました。
ごめんなさい。
ふぅーん、と彼は言った。
「その制服、蓮高だよね?」
と聞かれ
はっ!!とした私。
最悪…始業式、始まっちゃってるよ…
「俺も遅刻だなぁー、あんたのせいで」
うっ…、胸に突き刺さるような一撃…。
『ごめんなさい!!本当にごめんなさい。』
私は心の底から謝った。
「ふっ…」
え?笑った?
私がこんなにも罪悪感で満たされてるのに?
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