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まずは、君を虐めていた奴からだ。
確か、双子の坂田美樹と坂田由樹だと、君は言ったね。
今行クヨ…坂田サン
俺は坂田兄弟の家に着いた。
二人暮らし、らしいな。
<ピンポーン>
チャイムを鳴らして坂田が出てくるのを待つ。
<ガチャ>
「はぁい、坂田でぇす。ご用件は何ですかぁ?」
気持ち悪い喋り方だ。
紗季の方が可愛い。
外見も中身も全て。
サァ、コワシテシマオウ。
<ザクッ…グジュ>
ナイフを腹に刺して、そのまま手首を回し、腹をえぐる。
「う゛っ…あ゛あああ!!」
美樹が断末魔をあげる。
ん?美樹?由樹?
まぁどちらでも良いか。
そして、腹のナイフを抜き、もう一人のもとへ向かう。
<コツ…コツ…>
僕の靴音だけが響く。
「…誰よ、あんた!!」
ミィツケタ
「やぁっ!来ないで!助けてぇ…っ」
問答無用とでも言うようにナイフを腹に刺し、回してえぐる。
「い゛っ…あ゛あああああ!!」
もう一人の方も、断末魔をあげる。
そして、ナイフを抜き取り、自宅へ戻る。
ナイフの血を洗い流しながら考えた。
…ーー次は、君を殺した人だね。
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