第一章

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次の日。 会社に行く気も無かった。 紗季を養う為に、紗季と暮らす為に働いた。 紗季の喜ぶ顔が見たくて、いっぱい稼いで服を買ってあげた。 海にも入った。 水着姿が綺麗で、見とれて溺れかけてたっけ。 登山だってした。 結婚式では、誓いの口付けが一番恥ずかしくて、でも嬉しかった。 それから同棲をし出した。 ご飯いつも作ってくれた。 愛し合ったし、体を重ねることもした。 大好き。愛してる。 だから、帰ってきて? もう君を一人にしないから。 モウ一度ダケ…
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