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私は生まれた時から目が見えなかった。 家族はそんな私を愛情持って育ててくれた。 友達だって沢山出来たし、親友だっている。 幸せなのに、幸せなのに…。 なんで目が見えないのだろうか? 「ほら、めぐみ。遅刻するわよ」 ふいに声をかけられてびくっとする。 「うん、分かったよ」 声が聞こえる母へ向かって微笑んで、学校に行く支度をした。
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