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――
―――…
「ぇ!!葉月が言ってた氷の人って海斗君だったんだ!!」
学校の帰り道、美樹にこの事を話すと驚かれた。
「うん。海斗君って言うって事は美樹、知り合いだったの??」
「違う違う!!イケメンだからチェックしてただけ☆」
「そっか…。」
「まさかまた出会えるなんてね!!良かったね!!」
美樹は自分の事みたいに喜んでくれた。
「うん、びっくりしたよ。」
「葉月の事も覚えてくれてたんでしょ??」
「うん。そうだけど……」
「氷の人、何て言ってたけど全然そんな感じじゃないし!!むしろ真逆じゃん!!」
美樹は気づいてないのかな…。
海斗、笑ってても瞳は笑ってないって事。
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