出会い

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「…です、よろしく」 皆が自己紹介を済ませていく そして渋谷さんの番になった 「はい!私、渋谷美羽でーす!部活はダンス部に入るつもりなので皆よろしくー!」 ダンス部…だと? あんたが入るべきなのは相撲部じゃないのだろうか。 案の定彼女に野次が飛ぶ やはりな・・みんな思っていることは同じようだ。 そう!僕の目は腐っていなかった!! その時僕は確信したのだ あれは人間ではないと!! 寸胴だ!! 「ふ・・人外が・・・」 「厨二乙wwww」 「はっ僕としたことが妙な事を考えてしまっていたようだ」 「お前どうしたんだよいきなり」 「いや、あまりにも彼女がカンチガイ女過ぎて絶句していたんだ」 「それは解るが、お前最初とキャラが変わってないか?」 「何言ってるんだ気のせいだろう」 確かに最初僕は真面目で内気な性格の設定だった・・ だがそれではつまらないので作者が・・・ 「おい、お前の自己紹介の番だぞ」 「えっ」 いそいで僕は立ち上がり、自己紹介をすることになった 「新倉 広人です。趣味は読書で、親しい人からはヒロって呼ばれています。よろしく」 「キャーかっこいい!!」 何・・? 僕が黄色い野次を飛ばされているとは珍しいこともあるもんだ。 しかし誰が僕に・・ 「寸胴女かよ!!!」 「おい、どうした?いきなり叫んで」 先生が驚いた様子でこちらを向いていた 「あ、先生すみませんなんでもございません」 しまった・・つい声に出してしまうとは・・・ 恐るべし寸胴女 そして僕は自己紹介を終え、次の人が席を立った
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