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とりあえず先に控えている戦の事で頭を埋める。
歳『これで戦果を上げりゃ、俺達の立ってる場所が今よりしっかりした足場になる。』
既にかなり上から評価されたが、それでも向こうからやって来た好機を逃す気は無い。
それにある程度新撰組が形作られたら、彼にはどうしても叶えたい望みもある。
歳『ここが固まれば、多少の事は山南さんも口出しして来ねぇだろ。』
歳三は烝に協力を申し出られてからも、結局真生と出掛ける事は出来ずにいた。
たんに後処理で忙しかったのもあるが、先日池田屋で重症を負った二人、安藤と新田が回復せずに命を終える。
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