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真「あ、ありがとう?」 小首を傾げて言う真生に、騰馬は思わず頬を染め歩み寄るが 烝「悪い、待たせたな。 …何でこいつがおるん? ぱっつぁんとこの平隊士やん。」 遅れて来た烝に睨まれ、足を止めた。 新「あぁ、真生と出掛けたいっつうから連れて来た。」 烝「へぇ…。」 新八が説明している最中も自分を睨んでいる為、 騰馬は冷や汗が止まらない。 幹部からしてみれば烝は身近な存在だが、平隊士には他の隊の組長以上に関わりが薄い。 騰馬の様子がおかしい事に気付いた真生は、彼を睨み付けている烝を見つけた。 すっと間に入り烝に話し掛ける。
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