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それだけ言うと新八に駆け寄った。 真「私、掃除とかもあるのであんまりご一緒出来ないんです…。 夕飯の買い物も…。」 新「じゃぁ買い物は帰りに済ませちまおう。 おい、行くぞっ。」 騰馬が遅れて二人に駆け寄るが、烝は何かを呟きながら少し離れて歩いている。 とりあえず付いて来ているのを確認し、 新八は真生を笑顔で見下ろした。 新「あんまり時間無ぇなら、団子でも買ってぶらぶらするか? 屯所帰って合間に食えばいいだろ。」 真「…新八さんは行きたい所とか無いんですか?」 自分の事ばかりを考えてもらうのも悪いと思い、 新八の希望を聞く。
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