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烝「お前…、なして真生と友達になんかなったんや?」 二人を追いかけようとしたが、騰馬は後ろから烝に話し掛けられ足を止めた。 騰「…泣きそうだったので、止めなきゃと思って。」 烝が促したので、歩きながら会話を続ける。 前の二人は会話に夢中になっている為、騰馬達が話している会話は聞こえていない。 烝「泣きそう?何かあったんか?」 騰「いえ、組長がそ、加納の名前をうっかり出しちゃって…。」 その説明で烝は真生が泣きそうになったのは納得するが、 もう一つの事実にはまだ合点がいっていなかった。 烝「で?そこから何で真生の友達になるんや?」
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