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しかし、新八がその上をいく迫力で凄み返す。
聞き耳を立て聞こえた台詞に呆れつつも、最後まで言わせるものかと咄嗟の機転で防ぎきった。
「ったく油断も隙もあったもんじゃ無ぇ。
変態野郎は近寄んなっ。」
真生を庇いながら二人の間に立ち塞がる。
ずるいと叫ぶ彼をそのまま置いて、早足で広間へ進んだ。
さすがに心配なのか、真生は前後の人間二人へ交互に視線を送る。
「あんな奴放っときゃいいんだよ。
いちいち付き合ってたら真生が危ねぇ。」
意味が分からず、首を傾げながら新八の後に続いた。
広間へ着くと、弾んだ挨拶が二人に向けられる。
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