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烝「…ちっ、めっちゃえぇ感じやん。」 新「舌打ちすんな。 後、睨むのも止めろ。」 悪意が満載の烝を制して、新八は少し先で寄って来る二人を待つ。 真「新八さん、今度騰馬がおいしいお団子屋さんに連れて行ってくれるそうですっ。」 騰「ちょっと遠いから今日は無理ですけど、 また都合が合った時にでもって…。」 追い付いた途端はしゃぐ真生の後ろから、騰馬もゆっくり歩いて来た。 顔を反らして小さく舌打ちをする烝を流し、少し先を急いで酒屋に向かう。 新「すぐ済ませっから、ちょっと待っててくれ。」 新八は三人を残して中に入り人を呼んだ。
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