2749人が本棚に入れています
本棚に追加
笑顔がぎこちなくなり、新八と真生を交互に見ては首を傾げている。
それに気付いた新八は、足を止めて騰馬に近付いた。
新「おい、さっきから何考え込んでんだ?
言いてぇ事があんなら言えよ。」
すると騰馬は、首をぶんぶんと横に振り青ざめる。
騰「何でも無いっすっ。
ははっ、気にしないで下さい。」
そう言いながらも新八を見ようとしない。
新「おま…。」
真「もしかして、烝さんに何か言われたんですか?」
ちらりと真生をみるが、すぐに視線を反らした。
新「何言われたんだ?」
騰馬の様子から、恐らく真生の言う通りだと確信し問い掛ける。
最初のコメントを投稿しよう!