近況報告的な何か

5/13
前へ
/27ページ
次へ
  捺姫 「ん……なんか今、新しく情報が入った」 公真 「どんな?」 捺姫 「元居た世界の時間を止めた犯人の情報だよ。……まぁ名前だけだけどな」 公真 「一応聞いてみようか」 つなみ 「『チュ・ホウチュウ』と『ウン・ウェイ』だそうです」 公真 「あ……つなみが答えるのか」 つなみ 「だって私も捺姫さんも、情報を何らかの形で共有してますから」 捺姫 「逆になんで公真はこの世界のことがわからないんだ?」 公真 「知るか」 俺はわからないことがわからないし、何故捺姫とつなみはわかるのかがわからない。 自分で何を言っているのかすらわからなくなってきた。 つなみ 「あ……そうだ。ならば公真さんの設定をちょちょいと変えちゃいましょう!」 捺姫 「あ、それ良いな」 つなみ 「では公真さん。失礼して……」 ……つなみに何かの合図をされた。 ………公真の脳内会議開廷……… 悪魔部長 「うっわ……ついに強制非公開か」 悪魔係長 「いつかは来る、とわかっていたけど……なんだかんだ大丈夫だと思ってしまっていたよ。まさか本当にこうなるとはねぇ」 堕天使新入り 「冗談じゃないですよ……。僕なんてまだ一回しか出番無いんですよ?」 天使課長 「私達は元から出番少ないから安心して下さい」 天使派遣A 「あんまりメタ臭いこと言うと、不快に思う人も出てくると思うんだけど……」 天使派遣B 「今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ。……まぁ捺姫達はなるべく比喩的表現に努めてるけど」 天使派遣C 「公真にも比喩的表現を心掛けるように伝えないとね。一応私は表現の管理任されてるし」 悪魔部長 「……それで脳様。何か新しい情報は?」 脳様 「あぁ……情報はいくつかあるから見てみよう」  
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

259人が本棚に入れています
本棚に追加