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捺姫
「ん……なんか今、新しく情報が入った」
公真
「どんな?」
捺姫
「元居た世界の時間を止めた犯人の情報だよ。……まぁ名前だけだけどな」
公真
「一応聞いてみようか」
つなみ
「『チュ・ホウチュウ』と『ウン・ウェイ』だそうです」
公真
「あ……つなみが答えるのか」
つなみ
「だって私も捺姫さんも、情報を何らかの形で共有してますから」
捺姫
「逆になんで公真はこの世界のことがわからないんだ?」
公真
「知るか」
俺はわからないことがわからないし、何故捺姫とつなみはわかるのかがわからない。
自分で何を言っているのかすらわからなくなってきた。
つなみ
「あ……そうだ。ならば公真さんの設定をちょちょいと変えちゃいましょう!」
捺姫
「あ、それ良いな」
つなみ
「では公真さん。失礼して……」
……つなみに何かの合図をされた。
………公真の脳内会議開廷………
悪魔部長
「うっわ……ついに強制非公開か」
悪魔係長
「いつかは来る、とわかっていたけど……なんだかんだ大丈夫だと思ってしまっていたよ。まさか本当にこうなるとはねぇ」
堕天使新入り
「冗談じゃないですよ……。僕なんてまだ一回しか出番無いんですよ?」
天使課長
「私達は元から出番少ないから安心して下さい」
天使派遣A
「あんまりメタ臭いこと言うと、不快に思う人も出てくると思うんだけど……」
天使派遣B
「今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ。……まぁ捺姫達はなるべく比喩的表現に努めてるけど」
天使派遣C
「公真にも比喩的表現を心掛けるように伝えないとね。一応私は表現の管理任されてるし」
悪魔部長
「……それで脳様。何か新しい情報は?」
脳様
「あぁ……情報はいくつかあるから見てみよう」
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