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よしよし、あたまをなでてあげるとぎゅってだきついてきた。さすがおれのしょうた。ほんと、かわいいんだから。
「この子たちが俺らの子供~?」
「ふん。」
「名前は?」
「 名前…知らねえ。」
「名前も知らないで拾ってきたの。ね、わんちゃんお名前は?」
わんちゃんって…。
「かずきですけど。」
「ふうん。かずき、ね!栗鼠?かな、栗鼠ちゃんお名前は?」
「…しょ、た…です」
「しょうたね!そんなビクビクしなくて良いよ!おれはねえ、賢!今日から俺が一樹と将太の母ちゃんです宜しくどうぞ!」
「は、はあ…」
「 よろしくおねがいします…?」
うん、かわいい!
ってまさるさんにハグされた。けど、しつもんがあります。
「あの、」
「ん~?」
「みみとかしっぽについてきかないんですか?」
「え?ああ!本物なんでしょ!?すごいじゃーん!超かわいー!ね、触っていい?」
「え、あ、どうぞ」
ちょ、いたい!ちからつよい!
おおはらさんのおくさんもやっぱりあたまおかしいんですね。ふうふそろって…ほんとうに。
(かわいい、なんて、おかしい。)
「将太のも触らしてー!」
「へ、…きゃう…っ!」
「うわ、ふわふわ!」
「まさるさん、しょうたからはなれろ!」
「あ、おいらがパパだから!」
「……わかってます」
あたらしいかぞく、できました。
(たのしくなりそうです)
* * *
一応プロローグ終了です
無理矢理感満載ですね(^p^)
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