甘美教師

＊

ほんとあり得ない!!

教師と生徒だよ!?
………ってかその前に
男と女だよ!?

「おーい。そんなに離れなくても平気だよ。それとも逆に襲ってほしいわけ？」

「はぁ？何ちょっと!!」

「冗談だよ。いくらなんでも生徒に手は出さないよ♪」

とか言いつつ
目が本気だよ？先生？

「先生」
「あのさー。家の周りでは先生って呼ぶのやめようか。ちょっと不自然だし。俺も百合ちゃんって呼ぶからさー♪」

ゆゆ百合ちゃん!!!???

何このかゆーい感じ…、
しかも顔がいいからって
ときめくな!!自分!!

「じ…じゃあ何て呼べばいいの？ってか名前何だっけ？」

覚えてるけどｯ!!
自分可愛くないな…。

「酷いなぁ。百合ちゃん。俺は一番最初に百合ちゃんの名前覚えたのに。」

ドキン////

そんな悲しそうな顔
しないでよー。

「ごめん…」
「聡史。」
「え??」
「聡史って呼んで？」
「下の名前!?高峯さんとかじゃなくて？」

……あっ。
やばｯ!!

「覚えてんじゃん♪」

先生…目が笑ってないよ…。

「すいません。」

「はい。じゃあ聡史ねー！」

うぅぅー泣

この有無を言わせないオーラ…。

「このドＳー!!!」

「何とでもどうぞ♪」

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