一章

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「無視すんなっ!!」 でかい声で怒鳴りつけてくる相手こそ、元凶の転校生。そんなに離れていないというのに体育館内でも十分響くだろう大音量で吠えられればこちらはたまったものではない。 「うるさいですよ。そんなに吠えなくても聞こえます。」 「なっ!!何度も呼んだのに返事しないお前が悪いんだろっ!!!!」 「あーもう…、だからそんなに大声出さないでいただけますか?私達はあなた達とは違って仕事で疲れているんです。頭に響きます。」
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