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気付けば家の前だった。オレの住んでるところはおんぼろアパートで2階まであってオレの家は二階の右から5番目…左から一番目
横の小窓が光ってるから姉は起きてんな。今は…23時だし。まあいいや暑いし早く家の扇風機つけて涼しも
オレは二階への階段をのぼり左から一番目の部屋に入っていった。入いった目の前は黒のテーブルがあるだけのリビング。テレビもカーペットも無いフローリング
ガタガタと台所から音が聞こえてきたと思ったら、茶色のセミロングの姉―――中野 優希(ナカノ ユウキ)がオレの前に笑顔できた
「お帰り!佑牙!えっと…ご飯食べてきた?」
姉は21歳でもう成人。だけど心配性だ。因みにオレは黒髪黒目だ。顔ばヤヅには羨ましいって言われるが意味がわからない
「食べてない」
お祭り行ったって言っても射的行ってきただけだからな。それに金無いし。姉が急に焦りだした
「え…食べてないの!?どうしようっ!材料無いしお金無いし本当どうしようっどうしようっ!無い―「カップラーメン食うからいい」
姉が焦り出したからカップラーメン食うって途中で話を途切らした。この姉の様子はいつものことだ
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