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Aランクの超能力者がいるだけでオレは安心できないと思ってる。だって犯罪を犯す超能力者はCランクでもいるのだから
はあ…久しぶりにこんな頭を使って疲れた。今の時間を見てみる。今は23時55分…か。いつもなら寝ないが疲れたからな
オレは上下スエットに着替え床に横になる。そしてさっきのネックレスを見てみた。瑠璃色に光る石…宇宙みたいにも見える石。それは大袈裟か…
オレは眠いから電気を消し寝た
6時28分
カーテンの無い窓からオレの顔に光があたり目が醒めた。外から鳥の泣き声が聞こえる。まだ朝早い方か…
オレの家から学校までは15分。学校がはじまるのは8時30分位から。まだまだ余裕あるな…何してようか…
オレは一応起き上がりリビングへと行く。リビングには姉がテーブルに顔を乗せボーっとしていた。姉はオレに気付いたのか驚いた顔してこっちに向ける
「おはよう」
とオレが言うと姉は顔をバッとテーブルから離しこっちを見て笑顔を"作る"
「おはよう!!起きるの早いね!昨日はおやすみだったけど今日は学校だったよね?」
「……」
オレは頷くだけ。"作り笑い"の姉は…好きじゃない。まず作り笑いは嫌いだ
「だ、だよね!今から何するの?」
「もう着替えたら行くわ」
やることも無いし学校で寝ればいいや。オレは部屋に入り直ぐに着替え玄関に行き出ようとした時に姉がオレを見て寂しそうにする
「ご飯は食べていかないの…?」
オレは頷き家を出た。その後、姉が涙を流しながら俯いていたなんてことオレは知らなかった
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