秀一SS(ショートストーリー)

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さて、いよいよこの学校の体育祭のメインである借り物競走が始まるぞ。 今俺はクラスにあまり馴染めてないからな。ここで一発いいとこ見せるぞ! いやぁ~、まさか皆と別のクラスになるとは。 俺の中学からは例の4人しかここに来てないし、知り合いがクラスにいないからなぁ。 女子と目が合うと、こそこそ話始められるし。 あぁ、俺嫌われてんのかなぁ。 『さぁて、いよいよメインディッシュだぁ!いいか野郎共!無垢な1年の顔が歪むところをしかと目に焼き付けろ!3、2、1、借り物競走、スタートォォ!!』 うん、なんかいろいろツッコミたいけど、ほっとこ。 合図と同時に全員スタートするが、あれ?みんな遅くね? これなら1位になれる! 最初にお題が書かれた紙にたどり着く。 よーし、さっさと終わらせてヒーローになってこよう! 拾った紙に書かれていたのは、             教             頭             の             か             つ             ら             ♪
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