秀一SS(ショートストーリー)

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秀「何ですかこれはぁぁぁっ!!!」 『おぉーっと、早くも無理難題のお題かぁ!?それより君は何故敬語なんだ!?』 やかましいわ!どうでもいいだろそんなこと! なんだよ教頭のかつらって!最後に♪マーク付けて楽しんでんじゃねぇよ! え!?入学早々退学させたいの、この学校は!? つーか、これって学校側公認してんの!? いいじゃねぇか、やってやんよ! 蔵屋秀一の底力、見せてやんよ! 秀「っしゃああぁぁぁ!!」 『おぉー!いい気合いだ1年坊主!お前の勇姿を見せてくれ!』 つーか、あの実況無駄に熱いな~。真柳嫌いだろうな~。 他の競走相手も紙を拾っているので、のんびりしているわけにはいかない。 俺は全速力で教師がいるテントに向かった。 が、そこで困る。 そういえば、この学校教頭が3人もいるんだよな。 しかも顔覚えてないし。 「教頭!もう少し落ち着いて見てくださいよ!」 「いいじゃないか。私はこの競技が大好きなんだ。生徒が戸惑ってる姿が見たいのだよ」 うん、いた。 明らかに髪の毛がおかしい教頭見つけた。 つーか、そんな教頭はこの俺が全校生徒の前で笑い者にしてやんよ。
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