ラーンとボクのパーフェクトインテリジェンス☆

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ボク「ならばラーンこれはどうだ?期間限定『トウキョウをどげんかせんといかんソファー』だ」 ラーン「トウキョウなのにどうして宮崎の方弁なんだ!どっかで聞いたようなセリフだし、うさんくさいぞ!!」 ボク「そうか?なかなかイケてるソファーだと思うが」 ラーン「例の某宮崎知事の似顔絵キャラクターに東京タワーを加えただけだろが!!まったく・・・・お前はまったくと言っていいほどインテリアの才がないなボク・・・」 ボク「別にいいだろう?基地を私好みの部屋にして、素敵な部屋でみんなが私を尊敬し、はてには、私は混沌の戦士達のプリンセスに!!!」 ラーン「どうでもいいからいいものを選べ・・・ほらこれなんかどうだ?モノクロでなかなかオシャレだ」 ボク「ほう、この花に止まっている虫を今にも潰そうとしている少年の絵を書いている画家の絵がプリントされている絨毯もいいな」 ラーン「ほら、これなんか森に近い色合いを再現したグリーンカラーの天井紙だ、癒し効果もあるから基地には最適だろう」 ボク「『るんるん☆ルミネート』の主役のマーガレットの愛用タンスがあるとは・・・恐れいった」 ラーン「これは最新のバネ機能を採用した快適ベッドだ、寝違えなんて有り得ないくらいのな」 ボク「あの伝説のCMキャラクター『はひふへホンゴウ』の限定ベッドだと!?う~む・・・・・」 ラーン「子供か!お前は!!」 ボク「わあびっくりした・・・昼食中にいきなり騒ぐな」 ラーン「我慢出来なくなったんだ!お前は混沌の戦士達の基地をキッズランドにする気か!?」 ボク「何をいう・・・あれはただの私好みだ」 ラーン「しかも今食べている昼食はラーメンだし!どこまでお前はラーメン好きなんだよ!!」 ボク「ラーメンじゃない」 ラーン「じゃあなんだ?」 ボク「中華そばだ」 ラーン「同じだ!!!」 ボク「いや・・・まったく違うぞ・・・ラーメンという名を取ればポピュラーなラーメン戦争に便乗したような・・・なんというかラーメンというジャンルに入る・・・中華そばは確かに見た目や味はラーメンかもしれんが・・・あえてそばと名をつけることによって和の風味を・・・」 ラーン「もういいからさっさと食え」
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