記憶喪失

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私は産まれてすぐにRedboxに誘拐された。 それからRedboxの連中は雪崩にのまれ、私は川に流され、死にかけていた所を潰れかけの孤児院に拾われた。 そこで四歳まで育つと孤児院は潰れ、冷たい町に投げ出された。 私は一人になり、何もできなかった。 冷たい町で私は死にかけていた。 その後、また孤児院に拾われた。 私はそこでいじめをうけた。 怖い、恐い、悲しい……! そこで私は、兄の存在を知った。 私はそれからすぐに孤児院を出て、兄を探しにいった。 九歳のころだ。 探しにいったものの、あてはなく、ただただ雪山をさまよっていた。 十歳の時………。 私は雪崩に呑まれた。 私は奇跡的に生還したが、このとき――――― 記憶を無くした。
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