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美姫は苦笑いのまま、そうお礼する
因みに、この力の事は、大伯父様を含め、執事の鞍馬(クラマ)しか知らない
「………………まったく、
そういえば、お前、今学校は行っているのか。」
伯父さんは、軽くため息をつくと、そう言葉をつく
「学校…………ですか?
あれ以来、全く行っていません」
美姫は、首を傾げながら返す
「なに?そうか!」
「!?」
突然、大伯父様は声を荒げる
「ならば、私の薦める学校に通ってみないか?」
「……………………は?」
今言われた言葉が理解出来ずに、その場に固まってしまった
「…………丁度私の親友、いや、悪友と言うべきか…………
そいつが、1人生徒を募集していてな?
なんでも、そこは総合学科で、多彩な科目を組んでいるそうだ
その中に、今年新しく科を創設したらしいのだが、女子の枠が1人空いているらしくてな?
既に在校生らは各科に配属されていて、困っているそうだ」
大伯父様は、お茶をすすりながら話す
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