count2

5/11
前へ
/126ページ
次へ
(こっちね………) 私は、揺れ動く髪の先に向かって走りだす がさがさと林の中を走っていることから、かなり遠くから流れてきたことがわかる 《なんでてめえみてぇな奴が、この学園にいるんだよ マジうぜぇ………………》 (!!……………まただわ 今度は力の波動を感じた 近い!) 私は、全力疾走で力の波動を感じる先にむかう どかっ!! 「………!」 そこには、力なくやられるだけの生徒と、何度も暴力を振るう生徒が幹の前で言い争っていた (なんてひどい!) 私は、バッっと前にでる 「おやめなさい!!」 「「!!」」 私の怒鳴り声に、今にも殴りかかりそうな生徒1人と、その傍で見ていた生徒がこちらを振り返った
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加