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「よいか、美姫
この力は決して、他人には見せてはならぬ」
「でちゅて?」
「悪いやつらに、お前を利用されてしまうからじゃ」
「わるいやちゅ?りゅう?」
「はっはっは…………まだわからないか
まぁよい。
とにかく、バァバと約束じゃ
人前では使わぬ
使うなら、誰もいない自分の部屋か、
この社(ヤシロ)の中だけで使う
他の人間を、この力で傷つけない……………
いいね?」
「あい!ミキ、バァバとのやくしょく守る!」
「おぉ~
えぇこじゃ、えぇこじゃ
我らが言神さまに選ばれしワラシ子よ
そなたに幸あらんこと願うたり……………」
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