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「…………左様でございますか ならば、寄り道などせずに、もっと早くこちらに向かっておけばよかったですね ご足労おかけいたしました」 私は、このままでは時間がかかると思い、先に折れることにする 心配されて、嫌な感じはしない 「いえいえ、ご足労など滅相もございません では、時間も押してますし、理事長室へ案内いたしましょう」 そう言うと、静かに前に足を進めていった 私は、それに習って後ろに着いていく 「…………凄い造りですね………」 私は、唖然としながら辺りを見渡す
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