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大ばばさまは、ある日突然、
中庭にある池の中で倒れて無くなっていた
当時、まだ学校に通っていた美姫は、父からその話を電話越しで学校で聞いていた
あまりのショックに、美姫は、その場で、
『なんで気付かなかったの?なんで助けなかったの?見殺しにした奴、死んじゃえばいいんだ!《しんじゃえ!》』
使ってはいけないとわかっていた“言霊”を、発動させてしまったのだ
そして、
電話ごしで、声を聞いていた美姫の父が、そのまま不慮の事故亡くなってしまったのだ……………
初めて、この力で人を傷つけた瞬間であるのと同時に……………
今までにないくらい、強い言霊の力を感じるようになった日でもある
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