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私は肝心な言葉の前で止められた…
泣きそうになった…
やっぱりダメか…
そうよね。こんな素敵な人に彼女がいないわけない。
そう思っていると
「一応、九州男児なんだよね。だから俺から言わせてもらってもいいかな?」
私はしばらく理解出来ず、ポカーンとしていると
「声掛けてくれた時は、正直ビックリした。今日も軽い感じで来たけど、可奈ちゃんの素直さに癒された。もし、よかったら…俺と付き合って下さい!」
いつの間にか立ち上がり目の前にたっている、彼に向かって
「私でよければ、ぜひ、彼女にして下さい!」
私も立ち上がっていた。
知らず知らず涙も溢れ出てた。
彼は優しく包み込む様に私を抱きしめてくれた。
しばらくの間、公園の二人の時間は止まっていた。
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