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高校3年生の夏休み、その女性と出会った。
快斗は1年の時からファミレスの裏方のバイトをしていた。
そこへ新人、高校生になったばかりの西田奈美が来た。
透き通る様な白い肌、凛とした顔立ち、太ってる訳ではないが少しポッチャリとした感じの女の子。
どうしてホールにならなかったのかと、みんなが声を掛けたが、
「表に出るのが苦手なだけです。」
とだけ言って与えられた仕事を黙々と続けた。
奈美は口数少なく、裏方で来た当初の様な人気はなくなっていた。
だが、快斗は指導係と言う事もあり奈美と仕事をする機会が多かった。
が、相変わらず会話は弾まない…
しかし、快斗は自分が奈美に惹かれて行くのが怖いくらい実感出来た。
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