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ほぼ徹夜の私は洋服を引っ張り出し選んでいた。
「何でもっとかわいいの買わなかったんだろう…笑われちゃうよ…そうだ!愛に選んでもらおう。」
私は早速、愛に電話した。
「ごめん、愛。何着ていいかわかんなくて。助けて!」
「もう。しょうがないなぁ。可奈には負けたよ。今から行くから待ってて。」
愛にはいつも助けてもらってる。
頼りになるかけがえのない親友だ。
洋服にまみれてると愛が到着した。
「またこれは見事に錯乱しましたな。さぁ~て!可奈らしい服を私がチョイスしてあげる!」
愛は、ごった返している服から颯爽とコーディネートしてくれた。
「うん。どう?目一杯オシャレするよりも、可奈自身を見てもらった方がいいでしょ!」
愛の言う通りだった。服ではなく高梨可奈を見てもらいたい。私もそう思った。
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