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「ふ~ん、約束ね。女遊びは卒業か?その彼女が本命何だな」
「まぁ、はい。先生こそ、付き合ってる彼女は?いや、結婚したんですよね?」
高田先生の顔が、一瞬で暗くなる。
「別れて婚約破棄した。でも今、幸せなんだ。倉本光
(クラモトヒカリ)…俺が一番大切にしている、彼女の名前だ」
…倉本光…
俺は、確認したばっかりの出席簿を見た。
「気付いたか…。俺の生徒なんだ。教育者として、間違ってるのは承知している。これから、教師になる千尋にこんな話しおかしいよな」
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