☆13話☆

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ふぅ…っと、大きな溜め息。 「おかしくないです。高田先生は、昔から俺が尊敬する先生なんですから。悩みなら何でも聞きますよ。三ヶ月間よろしくお願いします」 俺は、深々と頭を下げた。 「あぁ、よろしくな」 コーヒーを飲み干し、準備室から出た。 まさか、高田先生が生徒と付き合ってるとはな… びっくりだけど、きっと色々悩んで出した結論何だろう。 応援したい… 俺だから、こんな重大な話ししてくれたんだと思う。 俺の足は、二年三組の教室へ向かっていた。 誰もいない、教室に入り麗奈の机を探す。 窓際から三番目。 椅子を引き、座わってみた。 いつも、この景色を見てるんだなって嬉しくなった。 .
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