☆14話☆

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彼女達に、連れられて来た先は暗い体育館裏。 私は、今朝の手紙を思い出す。 犯人は、彼女達だったんだなと… 彼女達の足が止まった。 クルッと、振り返り私の容姿を上から下までジロジロと見る。 リーダーらしき人物が一歩前に出た。 「今井さん、初めまして。私、有村可苗(アリムラカナエ)と申しますわ。用件はただ一つ」 ゆっくりと一歩ずつ近付き、私の目の前に立つ。 「何ですか?」 嫌な予感がして、ブルッと寒気がした。 .
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