☆14話☆

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「桜井悠真様、斗真様、五十嵐健様から手を引いて頂きたいのです。ファンクラブの私達は、話す事は滅多に出来ない事。 今井さん、二学期になってから登下校やお昼などいつもご一緒ですわよね」 「まぁ…友達ですので」 「友達ですって!」 「馴れ馴れしい」 はぁ…また、こうやって嫌み言われるのかな。 いい加減耐えられないよ。 早くこの場から逃げ出したい。 「黙りなさい!」 ――ビクッ 背筋が凍るような声。 一気に静かになる。 .
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