☆16話☆

2/11
前へ
/187ページ
次へ
五十嵐家に到着。 隣同士だった、マンションの部屋。 私と父親が住んでいた部屋は、既に他の家族が住んでいた。 数ヶ月振りなのに凄く懐かしく感じる。 物心ついた時から、住んでいた場所だし亡くなったお母さんとの思い出だってある。 「嬉しそうな顔」 イジワルそうに笑み、軽く私の頬をつねる。 「い、いひゃいし、ヒドイ…」 「ハハッ。じゃ、入るか。ただいま!」 「おじゃまします」 玄関を開けると… ――バタバタバタ 大きな足音。 .
/187ページ

最初のコメントを投稿しよう!

622人が本棚に入れています
本棚に追加