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「さて…。」
家賊が1人もいないことを確認した砲識は自らの住処である廃工場に施錠し徒歩で移動する。
「なんや…ワイだけめっちゃ近いやん。」
呆れ顔でブツブツ呟きながらも徒歩10分としないー砲識の住処の有る倉庫群ーある廃工場の前に辿り着いた。
そこは廃工場であるのにまるで砲識に入って来い、と言わんばかりの雰囲気で扉が全開になっていた。
「…。ワイも舐められたもんやな…。」
などと呟きながら扉を潜る。
その言葉とは裏腹にとても凶悪な笑みを顔に貼り付けて…
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