火蓋

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「貴女の為に笑ってあげる。」 「ヒィ…。」 情けない声を上げる庭酉。 その顔には恐怖の色はあれど未だ戦う意志は残っていた。 「貴女の為に泣いてあげる。」 「私だって殺し名よっ!!覚悟は出来てるのよっ!!」 牽制の為か庭酉は立ち上がり距離を開こうとするも 砲識は絶対に付かず離れずで一定の距離を保っていた。 「零崎開始の時間だ。It's show time !!」
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