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「・・・注文まだかな~?」
空腹で倒れそうだ
何でもいいから食べたい 町に合うようなご飯ならいいな~!
僕の町のイメージは
綺麗でそれでも寂しくて
鮮やかでそれでも何処か儚い
そんな料理が食べたい
適当な料理と言ったが
やはり腹は正直だ
机に突っ伏す
やばい・・・・本格的に
「隣・・・いい?」
顔を上げる
そこには僕と変わらないくらいの女の子が立っていた
一言で言うと彼女は
美少女だった。それとともに人を近づかせないオーラを纏っている
僕はこの子の登場で
一度失った物が返ってきたそんな感じがした
特に断る理由もないので
あっさり受け入れる
彼女はその反応がわかっていたかのようにもう座っていた
「ありがとう!」
そう彼女は言った
僕は首を横に振り相槌をうつ
というより相槌しかうてなかった彼女の声に聴き入ってしまったから
その声はあの時のそれと同じ僕は問い掛けた
疑惑を確信にするために
「君は・・・・サリアちゃんだよね?」
「ちゃんはやめて・・・・サリアでいいよ!貴方も私のファンなの?」
ここは冗談で返そう
それは社会の常識だ
「貴方は酷いよ、僕にだって名前が・・・・」
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