プロローグ

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僕は死んだ・・・。 終わり・・・。 っていう冗談はこれくらいにしとくか。 なんか、僕はいつの間にか死んじゃってたみたい。 てへ♪ バキッ! え、ちょっと待ってよ!なんでいきなり杖で殴ったの!?いいじゃん普段はわがままな君に色々譲ってるんだからさぁ! 最初の出だしくらいさ、僕に華を・・・ってなんで杖をこっちに向けながらブツブツ言ってるのかな、ねぇってば! ・・・というわけで真面目に説明しようと思います・・・はぁ、最近の旅でやっとできたアピールタイムが開始10秒で終わりだなんてなぁ・・・いやいや、ちゃんとやるから杖おろせ! ・・・じゃあ簡単に 僕は自分にもわからない死因によって死んでしまい、気がついたら(この言い方も変だな)このRPGみたいな世界にいたんだ。 そして、うさん臭い(自称)神が勝手に僕のことを勇者にして冒険の旅にださせたというわけ。 そして、さっきから杖でモンスターではなく勇者狩りをしようとしているのが魔法使いのバカ女・・・って大きく振りかぶるな! 本当に狩られるわ! ・・・とりあえず訂正しろというんで、するよ全く。
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