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マスター
「まさかそんな危険な事一人でさせる訳無いでしょ」
マスターは飽きれようにため息をついた。
レイン
「だったら何だ?3年も掛かるって」
マスター
「レイン、
あんた今年でいくつになる?」
レイン
「それは、マスターいや、
姉さんが一番よく知っているだろ?」
実は、
マスターはレインの姉。
実の姉ではないけれど。
マスター
「そうね。
ならこの世界で、
16歳になったらしないといけない事って言ったらわかるかしら?」
レイン
「まさか…」
マスター
「そう、『戦慄の蒼炎士』レイン・ガーライル。
あなたに任務を言い渡します」
マスターはそう言って、
デスクから一枚の紙を持って来た。
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