プロローグ

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「《SSS》って…。 そんなの今の俺らじゃ到底無理だ。 でも、あんた引き継ぐったって、 この状況を一人でか!?」 「問題無い、すぐに終わるさ。 防御魔法を掛けるから動かないでくれ。 【リフレクトシールド】」 少年は三人に魔法を掛け、 前に広がる魔物の群れに向かって歩きだした。 「おい!あんた本当に一人で行く気か!?」 心配するのも無理は無い。 いくらランクが変更となっても《SSS》の任務を一人で行うのだから。 だが少年は躊躇することなく、 「大丈夫だ」 とだけ言い放ち、 腰から一本の刀を抜き、 魔物の群れの上空に飛び上がった。 その姿を見て三人は驚愕した。 「あの蒼い刀って…」 「今の『戦慄の蒼炎士』!?」
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