プロローグ『リア充爆発しろ!』

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 そんなこんなで俺達はミーティング(笑)を終了し、鞄を持って帰途についた。  ちなみにこのミーティングに何の意味があるのか、という質問については受け付けないのでよろしく頼む。  強いて言うならば、リア充に対する憎しみの念を最大限まで引き上げることで、秘められし力(←ただの嫉妬)を覚醒させる為である。  そんな超展開が今後あるかどうかなんて一切決まってない。  下駄箱で靴を履き変えて校舎から出ると、グラウンドで部活をする生徒達が目に映る。  あーいうとこでキャプテンとかになりゃーモテるのかね。  マネージャーとの恋とかあるよな。部活後の更衣室で二人きりとか、もうビンビンじゃないか。  ……何がビンビンかって? フラグに決まってんだろ変態ドモ!  それが漫画とかだけじゃなく、実際にあるから困るよな。  羨ましい限りだクソッタレ。  ……いや、つか可愛いマネージャーに囲まれて部活してる時点で何かもう勝ち組だよな。  ちなみに俺はスポーツとか丸きし駄目だったから、部活には入ってない。  入ったところで恥を晒すばっかだろうし、女子なんか寄ってくるわけがないって話っすよ。  ハッハッハッ。  …………ぐすん……。
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