プロローグ

6/10
前へ
/50ページ
次へ
私は迷わずその本を手に取りました───。 ずっしり重たく、少しよろけましたが足を踏ん張り体勢を持ち直しました。 表紙を見てみると、『タイムスリップの全て』と書いてありました───。 私は少し驚きましたが、値段を見てそそくさとレジへ持って行きました。 先に見付けた本も忘れず。 レジのおじさんに物珍しそうに見られましたが気にしません。 タイムスリップ───、面白そうです。 私は今にも千切れそうな紙袋を抱え、気付けば暑さも忘れて急いで家へと帰ったのです───。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加