第二話【ミサイルカーニバルです。】

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いかんぞ、なにが駄目なんだ! 「別に入っても、いいが貴様臭うぞ。」 「…臭う?」 「あぁ、臭い」 「酷い臭いだ。」 「ゲロ以下の臭いがプンプンするぜ」 なんか、最後おかしくない?つーか、呼び止める理由が臭いかよ。違法行為がバレたのか、軽くビビったじゃないか… 「ありがとうございます。では」 「あぁ、風呂屋は商業区にあるぞ」 「あるぞ」 「ありがとうございます。」 なんだ…いい人達じゃないか………。 しかし、先程の怪しい男は捕まりローブをとれと責められている…当たり前だよな、俺だってそうする。 「まったく…助けてくれたっていいじゃないか?」 「嫌だよ、関わりたくない。」 「このじだ…最近の少年は…」 「言っとくけど、こうみえて20代だから。」 「そうなのか?」 「そうだよ!てか、誰だよあんた!!」 先程から話しかけてくる声の主を見る…ちなみに俺の真横、左にいる。 見ると先程のフードの男だった。
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