えっ?それって、そんな使い方もあるんだ?

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「おはよう、鷹ちゃん。って、寝癖凄いよ~?」 クスクスと笑いながら、料理を皿に盛ってるのは隣に住む姉妹の長女、吉岡ひばり。通称ひばり姉だ。 身長は小さく、体重も軽い。なのでバストも……まぁ、言わずもがな。 「今、なんか失礼なこと考えたでしょ!?」 「HAHAHA!!ソンナコトアリマセーン!」 「なんで、片言!?」 とにかく、ちんまりした1つ年上の豆粒を宥め食卓につく。ちょっと遅れて、ひばり姉もブツブツ言いながら席に着く。 「そういえば、今日は鷹ちゃんのクラスに転校生が来るんだよね?」 「そうなの?僕は知らないけど…?」 ひばり姉がジトッとした目で見てくる。 「どうせ、先生の話を聞かないで寝てたんでしょ…。」 「ひばり姉は勘違いしてる……。僕がいつも寝ているだけの男だと思うなぁ!!」 バンッと勢い良く立ち上がると、ひばり姉は身体をビクッとさせて驚いていた。 「じゃ、じゃあなんで話をしらないのさ!?」 「ふっ…宿題を写していたのさ。」 「ズ、ズルはダメだよぅ!!」 「ズルじゃないよ…。これは運命と言う名のDestinyだったのさ!!」 「う、運命もDestinyも一緒だよぅ!!」 とまぁ朝から馬鹿フルスロットルな会話を繰り広げていると、インターホンがなった。
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