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「っと、そろそろ行かなきゃな。」
僕が言うとすずめは、「もうこんな時間か…。」と立ち上がり玄関へ向かっていった。ひばり姉は「うぅ…鮭の恨みはらさでおくべきかぁ~…!」と僕を睨みつけながら渋々立ち上がった。
そんなこんなで3人で登校して、ようやく学校へ着く。
ちなみにひばり姉は1つ上の学年なので、僕とすずめとは違う階だ。
「うぅ…、鷹ちゃん。鮭の恨みは忘れないよ…。」
「違う、アレは事故だったんだ!!」
「嘘だッ!!!!!!!!」
とこんなやり取りをしてひばり姉と別れた。
「そういえば、今日転校生が来るんだってな?」
「鷹佑が先生の話を聞いているとは珍しいな。確かに、私もそのように聞いている、がどのような人が来るかは聞いていないな…。」
そんな会話をしていると後ろから声が聞こえた。
「知りたいか?」
この気は…!?
「カカロットか!?」
と勢い良く振り向くと同時に出席簿が頭にめり込んだ。
「誰がカカロットだ、バカヤロー」
「むっ、鶯。おはよう!」
「先生をつけろと言っているだろうが、お前もコレいっとく?」
と、すずめに出席簿を掲げ「ん?」と尋ねるのは担任の梅野鶯27歳♀です☆(キラッ
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