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「どうやら鷹にはもう一発必要らしいな…ゥラァ!!!」
「何!読心術だと!!?ウボァッ!!!!」
と僕が床にのたうちまわるのを気にせず、出席簿を振りかぶりアンダースローよろしくエグイ角度で鳩尾に追撃を入れた。出席簿ってこんな使い方あるのね…。
「…ったく、転校生の情報を教えてやろうとしたが鷹の動きがキモいのでやめとくわ…」
「あの動きは明らかに鶯の追撃によるものだと、私は感じたのだが…」
「だから、先生をつけろと言ってるだろうが。っと、そろそろ私は転校生を迎えに行ってくるから、パッパと教室に入ってろ。ついでにソコのバカもつれてけ」
「うむ、わかった。」
と言ってすずめは僕を引きずりながら教室に向かった。
ちなみに、鶯先生は長身でプロポーションもボン、キュッ、ボンを具現化したような外見だ。しかし中身がドSも真っ青なサディストで生徒だろうが、教師だろうが気に入らなければ鉄槌を食らわすという、メロスもセリヌンティウスを囮に使い、逃げ出すこと間違い無しの暴君なので男には縁が無い。むしろ興味が無いそうだ。
教室にはいった僕は自分の席に着いて、先ほどのダメージを癒すべく睡眠をとることにした。
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