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「まあ、霊はさておき、このままだと暇ですね」
「帰るのももったいないよね」
「そういえば、引き出しに懐中電灯があったような」
探偵は引き出しを開けごそごそし出した。
ガラガラ、ゴン、痛っ!という一連の音が何回か繰り返されたがようやく懐中電灯が見つかり探偵は喜々として取り出した。
「みんな~っ、あったぞ懐中電……ってもう持っとる!!」
壱花と助手は既に懐中電灯の光を顔の下からあてるアレをやっていた。
探偵は派手にずっこけ顎・肩・腰を強打した。
「探偵、大丈夫ですか」
「畜生もっと早く言いなさいよ……」
「この懐中電灯、一人用なんで」
「私も、一人用なんで」
「スネ夫か君達は!」
探偵は腰を押さえつつ四つん這いで戻ってきた。
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